見ているだけでうっとり!夏の和ギフトにぴったりのおすすめ羊羹
CAKE.TOKYO編集部
羊羹というと、少し格式が高いイメージをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回ご紹介する羊羹は、そんなイメージを払しょくする、いつまでも飾っておきたくなるようなおしゃれな羊羹をご紹介いたします。
これからの季節は、冷蔵庫で冷やしてひんやり召し上がるのがおすすめです。
季節限定の商品もありますので、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
目次
切り分ける楽しさがある羊羹!本家長門屋「羊羹ファンタジア」
会津の和菓子屋「長門屋」の「Fly Me to The Moon」
「持っているだけでもカッコいい! ビジネスシーンに最適なパッケージがおしゃれな手土産5選」でも一度取り上げたことのあるこちらの羊羹。1848年創業、会津の和菓子屋「長門屋」ですが、現在の六代目当主が、伝統を重んじる一方で、時代に合った和菓子作りにも挑戦したいと「Fly Me to The Moon」が誕生したのです。
切り分ける楽しさがある羊羹をコンセプトに作られたすべての断面が異なる絵柄になる仕掛け
「羊羹は切るのが大変」「重たい」といったイメージを払拭するために、「切り分ける楽しさがある羊羹」をコンセプトに作られたそうで、切る度に出てくる絵柄が変化し、三日月から満月へ羽ばたいていくロマンチックな羊羹です。「Fly Me to The Moon」という商品名、ギフトの際に一言添えるだけで、ドキッとさせる粋なプレゼントになりそう!
シャンパンや鬼くるみ、レーズンなどを用いた大人な味わいなので、紅茶やワインとも相性抜群です。
パッケージは日本画家舛田玲香さんの書き下ろし
SHOP INFORMATION
NAME | 長門屋 |
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PRODUCT NAME / PRICE | 羊羹ファンタジア Fly Me to The Moon 3,500円(税込) |
URL | https://nagatoya.net/ |
東京の景色を羊羹に閉じ込めた和菓子 結「TOKYO遠望」
朝焼けに映える東京のランドマークや超高層ビル群…刻々とかわりゆく東京の”今”を表現
和菓子の老舗「両口屋是清」の姉妹ブランド『和菓子 結』。コンセプトは“手のひらサイズの日本の美”。その時々の出来事や四季、歳時記に合わせた“かわいい”“楽しい”和菓子が並び、365日の贈り物。「両口屋是清」とはまた異なるコンセプトで展開しているブランドですが、見た目の美しさへのこだわりは、両ブランド共通のアイデンティティーのように感じます。
断面は何層も重ね合わせ立体的な風景を演出
今回ご紹介する『TOKYO遠望』も、なんといっても見た目のインパクト!しばらくはお部屋のインテリアとして 飾っておきたいビジュアルの良さ。朝焼けに映える東京のランドマークや、超高層ビル群…刻々とかわりゆく東京の”今”を表現しているのだそう。
景色の背景には白餡のベースが惹かれており、そのうえに何層も重ね合わせ、立体的な風景を演出していたり、職人の技が光ります。透き通った部分は、ゆずれもんのさわやかな風味とほんのりとした甘味が夏のデザートにぴったり。
賞味期限は1か月ほどありますので、外国の方へのお土産に最適です。
木目調の箱がギフトにうれしいパッケージ
SHOP INFORMATION
NAME | 和菓子 結 |
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PRODUCT NAME / PRICE | TOKYO遠望 4,752円(税込) |
URL | http://www.wagashi-yui.tokyo/ |
まるで宇宙や海の様な見た目!乃し梅本舗 佐藤屋 「空ノムコウ」
「和菓子をちょっと自由に」をコンセプトにした「空ノムコウ」
山形の老舗「乃し梅本舗 佐藤屋」
現在、八代目が掲げる「和菓子をちょっと自由に」を体現する菓子が特徴的なお店です。伝統の技で今の感性を表現しようとするネオ和菓子の品々がラインナップされています。そんな新進気鋭なお店から今回ご紹介するのは、「空ノムコウ」。伝統の寒天と砂糖でつくる寒天菓子「錦玉(きんぎょく)」を、現代の感性で表現してみようと、佐藤屋八代目が、山形のガラス作家さんの作品に感銘を受けて作ったのだとか。
まるで宇宙や海の様な立体感が神秘的
寒天菓子では一般にタブーとされる気泡をたっぷりと抱かせた透明の層と、青と紫を描くようにグラデーションにした層の二層で仕上げ、まるで宇宙や海の様な見た目に仕上っています。
味わいはほんのりと生姜の風味で、大胆な見た目に反し、しっかり味わいは和菓子です。
SNSやテレビで取り上げられている今話題性があるので、贈答の際のちょっとした会話に一役買いそうですね。この機会に是非お試しください。
贈答の際のちょっとした会話におすすめ
SHOP INFORMATION
NAME | 乃し梅本舗 佐藤屋 |
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PRODUCT NAME / PRICE | 空ノムコウ 1,296円(税込) |
URL | https://satoya-matsubei.shop-pro.jp/ |
【期間限定】楽しく儚い夏を思わせる とらや「夏の浜辺」
楽しく儚い夏を思わせる とらや「夏の浜辺」
ご存じ和菓子の「とらや」。とらやは室町時代後期の京都で創業し、五世紀にわたり和菓子屋を営んでいる言わずと知れた日本の老舗です。
とらやでは、その季節の和菓子を作っていて、毎シーズン目が離せないほど季節の商品で楽しませてくれるお店です。
今回ご紹介するのは、季節の羊羹シリーズから登場した、「夏の浜辺」。季節の羊羹とは、四季折々の情景を映した季節限定のシリーズで、「夏の浜辺」は今回初めて登場する色目です。
浜と波と海の三層構造
今回の「夏の浜辺」は、三層構造になっており、下段の浜辺部分は白練羊羹で表し、貝殻に見立てた小豆が散らしてあります。エメラルドグリーンの部分は、琥珀羹でできており、眼前に広がる清々しい海を表現しています。そして、中央の白い帯状の部分は、寄せては返す波を思わせる白道明寺羹。楽しくはかない夏を思い起こさせる逸品です。
季節限定ですが、賞味期限は約1カ月はあるようなので、夏の贈り物に是非ご検討ください。ご家族で楽しみながらカットするのも、夏の思い出となるひと時になりそうです。
楽しくはかない夏を思い起こさせる逸品
SHOP INFORMATION
NAME | とらや |
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PRODUCT NAME / PRICE | 夏の浜辺(中形) 1,944円(税込) |
URL | https://www.toraya-group.co.jp/ |
【夏季限定】神秘的な夏の夜を表現した 風流堂「あまの川」
神秘的な夏の夜を表現
横からみると二層になっています
創業明治23年。茶処松江で愛され伝統の味を技を守り、受け継ぐ山川・朝汐本舗「風流堂」。松江の銘菓はもちろん、季節の和菓子などをラインナップし、松江をはじめとした島根県民に愛される和菓子屋です。
朝汐で使う皮むき餡がベース
こちらの、「あまの川」は2層構造になっており、下層には、風流堂の銘菓として親しまれている朝汐で使う皮むき餡(朝汐餡)でつくられた羊羹を使い、上層の部分は、神秘的な夏の夜を棹菓子で表現した美しい景色と錦玉でつくられています。
あっさりとした中にもコクのある朝汐羊羹との調和もあいまって、見て楽しい、食べれば信頼の味となっています。こちらの商品は季節限定の販売となりますので、気になる方は早めにチェックいただくことをおすすめいたします。
季節限定の販売
SHOP INFORMATION
NAME | 山川・朝汐本舗「風流堂」 |
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PRODUCT NAME / PRICE | あまの川(ハーフサイズ) 864円(税込) |
URL | https://www.furyudo.jp/ |
【夏季限定】夏の夜空を切り取った 亀屋清永 「星づく夜」
夏の夜空を切り取った「星づく夜」
1617年(元和3年)の創業から400年、京都祇園の京御菓子司「亀屋清永」。伝統の継承と共に絶えざる努力を重ねて今日に至る「亀屋清永」ですが、「清浄歓喜団」というお菓子を作っていることで、有名です。奈良時代に伝わった唐菓子の一種「団喜」で、略して「お団」と呼ばれています。そんな歴史ある「亀屋清永」からのおすすめが、「星づく夜」という夏限定の羊羹。
清涼感のあるスカイブルーのカラー
まるで夜空を羊羹に閉じ込めたようなビジュアル。夏限定ということもあり、透き通った鮮やかなスカイブルーのカラーがとても清涼感があります。お味はパッションフルーツとレモン。フルーティーな甘さとさわやかな風味がゼリーを思わせてくれますが、ゼリーよりも少ししっかりとした歯ざわりで、羊羹であることが感じられます。
冷やしてから食べるのがおすすめとのことで、真夏の来客時のおもてなしに冷たい飲み物と一緒にお召し上がりいただきたい逸品です。
冷やしてから食べるのがおすすめ
SHOP INFORMATION
NAME | 亀屋清永 |
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PRODUCT NAME / PRICE | 星づく夜 1,026円(税込) |
URL | https://shop.kameyakiyonaga.co.jp/ |
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