オーガニックカフェの草分け的存在

20数年前に生まれたというこのスペース。個性的なインテリアや装飾は、一貫性のある個性であるがゆえに古びることがない。時代を先取りしたというよりも、彼らが選んだ「オーガニック」という食のあり方。まだまだ進化がやまない、日本随一のオーガニックカフェを訪れた。

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この楽しいお店は、どのように生まれたのでしょう。

スタッフ日本に「セレクトショップ」という言葉をもたらした「ハリウッドランチマーケット」。1975年の創業当時から、「衣」だけでなく、「食」「住」にもこだわりを持っていました。1993年に現在の場所に「ボンベイバザー」を作ることになり、スケルトンからスタッフ総出で「好きなもの」内装を手掛けたのです。ハリウッドランチマーケットで培った、古いものを大切に扱い、そして新たに再生して使うというリサイクルも取り入れながら、みんなで協力しながら手作りで進め、完成させた空間になっています。

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「食」についてはどう考えていますか?

スタッフ衣食住の密接な関係は当初からのテーマのひとつです。オープン当初はオーガニックのパンとフレッシュジュース、コーヒーのみの少し休めるスペースとしてスタートしました。お料理はカレーからはじまり、今ではパスタなどの豊富なフードメニュー、優しい甘さのデザートも充実しています。
オープン当時はまだ「オーガニックカフェ」という言葉もない頃です。食の素材集めは終わりがありません。今も全国から情報を集め、そのとき最高の食材、高いというのではなく、安全性が高くて心を込めて作られた食材を常に新しく取り入れています。

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そして、お菓子についてはどうでしょう。

スタッフお菓子も同様で、まず、精製された白砂糖は一切使いません。洗双糖や黒糖などを、常に吟味して仕入れています。小麦粉は国産だけ。常にアンテナを張り巡らせ、そのときどきで安全性の高い国産小麦を安定して仕入れられるように努力しています。小麦粉に関しては姉妹店のパン屋「ロータスバゲット」も展開しているので、特に重視しております。
デザートのメインメニューに使われるブルーベリーは無農薬栽培をしている農家とパートナーシップを結んで安定的に。いちばん甘くておいしい時期にまとめて仕入れ、ジャムやジュースなどに加工しているんです。OKURA焼きのジャムはボンベイバザーの厨房で作っています。

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人気が長くつづいているのはどうしてだと思いますか?

スタッフ本当に長い間支えてくれるお客様のおかげです。飽きられずに愛しつづけていただけるように、絶えず進化しつづけなくてはいけないと思っております。
ありがたいことに、スタイリストやクリエイターの方なども集う場所なので、情報が飛び交い、老若男女、インターナショナルな多種のお客様に合わせ、最先端であることを求められています。
スタートから変わらない「古いものを大事にしながら、新しいものをキャッチする。そして安全なお料理でお迎えする」。こういった気持ちが少しお客様に伝わっているのかもしれません。

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これから注目の展開はありますか?

スタッフ地下の「ボンベイバザー」とはまた違った環境を楽しんでいただける休憩場所を作りました。ボンベイバザーの隣、「ジャーニー」の中庭の「ウララ」です。代官山で大切に住まわれていた古民家の中庭で、おしるこや田楽などの懐かしいメニューを楽しめます。抗酸化やデトックス効果も高いどんぐりの粉を使用した生地に、OKURA焼きと同様の焼き印を押した「縄文古代どんぐりおやき」もおすすめです。雨天がお休みですので、ご注意ください。

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商品リスト
OKURA焼き
300円