こんにちは、CAKE.TOKYO編集メンバーの平野です。
秋といえば、どんどん美味しいものの旬がやってくる季節。芋、栗、かぼちゃなどいろいろありますが、個人的に大好きなお菓子は「モンブラン」。
以前、CAKE.TOKYOのTwitterアカウントで、モンブランでおすすめのところを教えてほしい、と聞いたところ、こんなに集まりました!
※ Googleマップの埋め込みが見づらい方は、このリンクよりアクセスしてみてください。
今回は、このリストの中から、実際に取材に行ったことがあり、自信を持っておすすめできるモンブランのお店を6つ紹介します。記事の最後には、これからハロウィン真っ盛りで使える、カボチャを使ったモンブランレシピ記事もご紹介。モンブラン好きにはたまらないはずです。
1)MONT-BLANC [ モンブラン ](自由が丘)
▶ 自由が丘の老舗洋菓子店「モンブラン」が、時代を超えても老若男女に愛される理由。
モンブランは、1933年に菓子職人の迫田千万億(ちまお)さんが創業し、その後も代々迫田家が経営にあたっている、老舗中の老舗。モンブランは、ヨーロッパを代表する名峰の名前でもありますが、今ではほとんどの方が栗を使ったあのケーキを思い浮かべるのは、この自由が丘の「MONT-BLANC」がきっかけです。
土台にはカステラ生地を使い、カップケーキのような形状にすることで、持ち帰りもしやすく形も愛らしい。マロンクリームを絞るときに、「小田巻(おだまき)」という和菓子専用の道具を使うのもここならでは。
創業当時のレシピをかたくなに守り続ける熟練のパティシエの腕で、丁寧な手作業で進められて行く、まずはここから食べておきたいモンブランのひとつです。
【店舗情報】
■ http://www.mont-blanc.jp/
■ 東京都目黒区自由が丘1-29-3
■ 03-3723-1181
■ 10:00〜19:00(無休)
■ モンブラン : 620円
2)サロン・ド・テ アンジェリーナ (銀座)
▶ 100年変わらぬレシピ。「サロン・ド・テ アンジェリーナ」のモンブランが週末に1,000個以上も売れる理由。
1903年創業のパリ老舗サロン「サロン・ド・テ アンジェリーナ」。
それまで黄色いクリームがかかっていた日本のモンブランを、栗本来の自然な色に変えたのはほかでもないアンジェリーナのモンブランがはじめて。
マロンクリームの下にはたっぷりと生クリームが入っていて、ボディはほぼ生クリームといってもいい。フランス産のマロンペーストはきっちりと甘く、中の生クリームは無糖というコントラスト。
このきっちりとしたコントラストを口に入れたときに、アンジェリーナのモンブランを食べている、という幸せを感じるはずです。
【店舗情報】
■ http://www.printemps-ginza.co.jp/restaurant/angelina/
■ 東京都中央区銀座3–2–1 プランタン銀座本館2F
■ 03–3567–7871
■ 11:00~20:00(L.O.19:30)/ 金土21:00(L.O.20:30)
■ モンブラン デミサイズ : 486円
3)エスプリ・ドゥ・パリ(吉祥寺)
▶ 栗好きの、栗好きによる、栗好きのための、エスプリ・ドゥ・パリの「究極のモンブラン」。
クリームから土台まで、全てに「栗」が使われた、まさに究極のモンブラン。甘さ控えめのさわやかな美味しさが人気で、TV「アッコにおまかせ」にも紹介されるほど。
上にででんと乗っているのは、大粒の渋皮付きの栗の甘露煮。これだけでも食べ応えたっぷり。その下は、主役級の存在感を放つマロンクリーム。和栗を裏ごししたものに北海道直送の生クリームを混ぜ合わせた特製クリームで、淡く繊細な和栗の風味が口いっぱいに広がっていきます。
一番下の土台はスポンジかと思いきや、天津甘栗の入ったスイートマロン!小麦粉は使用せず、栗を裏ごしして、しっとりほっくりとした食感です。食べている間は、ずっと至福の「栗づくし」です。
【店舗情報】
■ http://www.espritdeparis.jp/
■ 東京都武蔵野市中町3–5–12
■ 0422–54–5139
■ 10:00~20:00
■ 究極のモンブラン : 692円
4)シェリュイ(代官山)
▶ 1975年のオープンから売れ続ける、「シェ・リュイ」の代官山モンブランのひみつ。
代官山に「シェ・リュイ」1号店がオープンしたのは、1975年。定番の「代官山モンブラン」は、創業当時から人気のトップを走りつづける不動のケーキです。
たっぷりのクリームはイタリアやフランスなどヨーロッパ産の、ペースト、クリーム、ピューレをブレンド。さらに、北海道産のマスカルポーネを合わせることによって、なめらかで程よいやわらかさのクリームができあがります。
また、「シェ・リュイ」では季節ごとにさまざまなフレーバーのモンブランを食べることもできます。秋本番の“和栗”だけでなく、春には“桜”や“いちご”のモンブラン、というように。変わらない味と新しい味を求めて、往年のモンブランファンはシェ・リュイに足を運んでいます。
【店舗情報】
■ http://chez-lui.com/
■ 東京都渋谷区猿楽町23–2
■ 03–3476–3853
■ 9:00~22:00(無休)
■ 代官山モンブラン : 486円
5)和栗や(谷中)
▶ 栗よりも栗っぽい。選び抜かれたフレッシュな和栗が織り成す、和栗やの贅沢「栗薫モンブラン」。
レトロな下町の雰囲気を色濃く残す「谷中銀座商店街」の中にある、和栗専門のスイーツ店「和栗や」。
店内では、モンブランやパフェなどの栗を使った約10種類のオリジナルメニューが楽しめ、お持ち帰りもできます。「栗専門店のモンブラン」だなんて、字面だけですでにおいしさが伝わってきませんか…?
栗は、全国一の栗の産地・茨城県の笠間地方で一番新鮮な状態で収穫・加工されたものだけが使われています。さらに、栗を加工するときに通常行われる「燻蒸(くんじょう)」という農薬を使うステップがないため、体にも優しいのだそう。栗への強いこだわりが伺えるモンブランです。
【店舗情報】
■ http://waguriya.com/tokyo.html
■ 東京都台東区谷中3丁目9–14 谷中銀座商店街内
■ 078–599–9208
■ 11:00–19:00
■ モンブラン デセル(旧栗薫モンブラン) : 750円
6)パッションドゥローズ(白金台)
▶ まるでバラの芸術作品。「パッション ドゥ ローズ」で頂く極上スペシャリテ。
“ビビッドなバラ”をモチーフにした「ローズケーキ」を提供する、白金台に構えるパティスリー「パッション ドゥ ローズ」。
定番商品のローズケーキ以外にも、モンブランも大人気。「パッション ドゥ ローズ」では、砂糖の入っていない「ピューレドマロン」、シロップの「パードトマロン」、水分量の多い「クレームドマロン」という3種類のマロンクリームをうまい具合に混ぜ合わせてマロンクリームをつくり上げています。トッピングの栗もフランスから輸入しています。
ただ残念ながら、季節限定商品で、年内いっぱいで販売終了するとのこと。一流シェフがつくり出す、絶妙なクリームの組み合わせをぜひ味わってみてください。
今回、モンブランのおすすめ店をTwitterで募ったところ、他にも、こんなおすすめ店があるよ! と教えていただきました。以下、リストアップします。情報提供ありがとうございます!
■ モンサンクレール(自由が丘)
■ ダロワイヨ(自由が丘)
■ 谷中のおやつ屋 がようし(谷中)
■ パティスリー リョーコ(高輪台)
■ エコールクリオロ(中目黒)
■ リリエンベルグ(川崎)
■ スイーツガーデンユウジアジキ(横浜・北山田)
■ グーテ・ド・テ ママン(三田)
■ エーグルドゥース(目白)
■ アテスウェイ(吉祥寺)
■ ラ・ローズ・ジャポネ(葛飾)
■ ホテルニューオータニパティスリーSATSUKI(紀尾井町)
■ パティスリートレカルム(千石)
■ パティスリー イナムラショウゾウ(上野)
■ pâtisserie Sadaharu AOKI paris(渋谷など)
■ アンリ・シャルパンティエ(銀座)
■ アステリスク(代々木上原)
■ アルファカーメル(渋谷)
■ リョウラ(用賀)
■ 銀座みゆき館(銀座)
■ リベルターブル(赤坂)
ハロウィンレシピ
▶ かぼちゃモンブランとアイシングクッキーで彩る、大人かわいいハロウィーンレシピ。
ご家庭やお友だちとパーティ-を楽しむ方にぴったりな、今から何をつくろうか考えている方にもおすすめできるおうちパーティーアイテムのレシピです。今週末のハロウィンに向けて、かぼちゃを使ったハロウィーンスイーツを紹介していただきました。
どれも、100均やスーパーですぐ購入できる材料のものばかり。手頃で簡単スイーツに、ちょっとだけデコレーションのアイデアをあわせて紹介しています。
お菓子の中でも、同じ名前なのにここまで姿形が違う「モンブラン」は珍しい存在だなと思います。だからこそ、いろんな形といろんな味のモンブランに出会えるこの秋の季節は、毎年うれしくなります。
今回ご紹介したお店の中で、気になるモンブランはありましたか?この機会にぜひ、美味しいモンブランを求めてプチ旅行をしてみるのも、これからの季節にはいいかもしれません。
おすすめのモンブランがこの中になかったら、ぜひツイートで教えてください。追加させていただきます!