こんにちは、CAKE.TOKYOチームの平野です。
10月9日〜10日の2日間開催されている、日本最大級のパンイベント「世田谷パン祭り」。2万5000人もの人数が参加したほど熱気あふれるイベントが実際どんなものだったのか、実際に行ってきたので、そのイベントの空気感を写真でお伝えしたいと思います。
記事の最後には、「もみじ市」に引き続き、プレゼント企画もご用意しています!
あらためて「世田谷パン祭り2016」イベント概要
おいしいパン屋さんが集まるエリア「世田谷区」で、パンの魅力を伝え楽しむことを目指して、2011年から毎年開催している三宿地域のローカルイベント。日本中から約100店舗が出店するほどの日本最大級の“パンイベント”です。
■ 日程:10月9日(日)、10日(月・祝)
■ 時間:11:00~17:00(世田谷公園は 〜16:00)
■ 会場:IID 世田谷ものづくり学校、世田谷公園、池尻小学校第2体育館、せたがや がやがや館、三宿四二〇商店会加盟店
■ URL: www.setagaya-panmatsuri.com
世田谷区のパン屋さん、三宿エリアのパン屋さん、開催場所近くのトイレ、最寄り駅(三軒茶屋駅、池尻大橋駅)からの歩き方、開催場所など、Googleマップでまとめて作成してみました。よければご覧ください。
お気に入りパンに集まる、人・人・人!
自分たちが到着したのは、10時ごろ。最初は地域優先で、お近くに住まれている方が入って、一般入場は、11:00から。ただ、まさかのザーザー雨。まさか、この状況で人が来るんだろうか…?と思っていたんですが。びっくりするくらい、たくさんの人が行列をつくっていました。
雨が降っていることもあり、まずはどんなパン屋さんがあるのかを巡ってみました。
まずは「minne(ミンネ)」。今回minneブースでは、minneで活躍中のフード作家さんが出店されていました。パン屋さんだけでなく、「TEE HAUS MOZART」のような、“パンのおとも”も充実。ここの茶葉は、一度で何回淹れてもずっとおいしいほど濃く味が出るのだそう。しかも、茶葉はそのまま食べてもおいしい(試食させてもらいました)。
一番気になったパンが、「山羊さんの贈り物」で販売されている「古代小麦のパン」。自家無農薬栽培の古代小麦100%を使用し、数ヶ月かけて手作業でつくっているのだそう。当日行けない方は、オンラインショップでも購入することができます。 ▶ 山羊さんの贈り物 | 古代小麦のパン
実は、一般入場が始まる前に早くも売り切れているパンもあって、早めに行きたいところには目星をつけて、すぐに行かないといけないなと痛感しました。でもどうやってお気に入りのパンを探せば良い? という人は、“直感”と“試食”で自分の好きそうなパンを探せばいいと分かりました。 パン屋さんごとに個性があり、大事にしていることが違います。試食させてもらいながら、何を大事にしているのか、どんな個性のパンなのか聞いてみると良いと思います。
そして、Bean to Bar特集で取材させていただいた「Minimal」さんも出店していました。新しく「Chocolate Spread」を販売していたので、試食させていただきました。コロンビア産カカオでつくったチョコレートと白あんを組み合わせた、フルーティーなチョコレートの味を引き立てるペーストです。試食で少しいただきましたが、食パンとの相性が本当にぴったり。おいしいです!
続いて、世田谷パン祭りの公式グッズ売り場に。バゲットを入れるためのバッグや、トートバック、ハンカチなど、デザイン性が高いグッズが並んでいました。自分は、パンバッヂを買いました。
三宿」にちなんだ「三色パン」も、こんな感じで売られていました。これは、「てまりパン」の「恋する朝顔」パンです。店名の“てまり”は、大好きな朝顔の品種からとった名前。インターネットで買うことができるので、気になる方は、ぜひリンク先からどうぞ。(買えるのは通常のパンのみです)
ポリ袋でつくれる「ポリパン体験」(世田谷パン大学)
続いて、事前に登録していた「世田谷パン大学」。「ポリパン」という、練ることなくポリ袋でパンをつくる体験をしました。今回の体験者は、急遽参加してくれることになった中杉さん。
通常は数時間かけてつくるものですが、今回は講義時間が1時間ということもあり、挨拶もそうそうに、講師の方々がつくってくださった生地をフライパンで発酵させてパンをつくるところからスタート。その後に、どういう経緯でポリ袋でパンがつくれるのか、分かりやすく説明してくれました。気になる方は、下の記事をご覧ください。
▶ ポリパン®って?ポリ袋とフライパンで作る簡単おいしい手作りパン
で、説明が終わった後は、実際のそのパン生地ってどうやってつくるの?という実践講座。材料を一通りポリ袋に入れたら、袋の中に空気が十分入った状態で口部分を持って、回すように振ります。だんだんと生地が一つにまとまってきます。
再度袋の口部分を持って振り、中の生地をきれいに一つに丸めます。まとまったら、中の空気を抜いて袋の口部分をねじります。そのまま放置し、約2倍にふくらむまで発酵させます(一次発酵)。ただ、1時間でできるのはここまで。と同時に、先ほどフライパンで(二次)発酵させたものがこちら。
たった1時間で、オリーブオイルのいい匂いが立ちこめるおいしそうなパンが出来上がりました。ちょっと下が焦げていてパリパリしているパン。講師を勤める和泉さんは「お出かけのときに生地だけ持っていけば外でパンをつくることができますよ」と言っていて、アウトドアでパンをつくれる体験ができるのはいいかも、と思いました。
「バルミューダ」でパン焼き会(校庭)
それが終わったら、池尻小学校の校庭に移動。ポリパン体験が終わるくらいの12:00前にはザーザー降っていた雨もあがり、過ごしやすい天気になりました。さっそく、一番気になっていた「おいしいパンの食べ方ラボ」に行きました。
「まずは匂いをかいでください」というスタッフさんの呼びかけを聞いて、めいっぱい息を吸ってからパクッと口にほおばる。めっちゃおいしい…、なんだこれ…。
「食べたら売れる理由がわかります」と、自慢げに言っていた理由が理解できました。そして、特製ポスターをもらって、世田谷公園に移動しました。
区内のパン屋さんが集まる、のどかな世田谷公園
すでに、ここも人が列をなしていました。ここは世田谷区内のパン屋さんが連なっている場所です。人気パンは、午前中で売り切れ。社内で試食会をしたブーランジェリーボヌールの「しあわせなカレーパン」は、残り数個というところでした。
今回は、世田谷区内のパン屋4店舗の「自慢のおすすめパン」と「定番食パン」を買ってきて、社内で試食会をしました。#世田谷パン祭り
・ブーランジェリー ラ・テール
・ブーランジェリー ボヌール
・レ・サンク・サンス
・濱田屋場所→ https://t.co/wrSpaFcJO2 pic.twitter.com/FUq0bgOnw7
— CAKE.TOKYO チーム (@caketokyo_info) October 7, 2016
人が群がり過ぎて、写真を撮るのも一苦労…。
世田谷公園で思い思いに買ったパンを食べている姿を見ていると、なんだかほっこり。子ども連れの方も多く、ときどき子どもの笑い声が聞こえたり、イヌが鳴いていたりと、時間がゆっくり流れていくようで、少しうとうと。こういうのを贅沢と言うかもしれないなと思いました。自分が好きなものを好きなように回って楽しむ自由がある感じ、すごくいい。
一通り回ってゆっくりした後、池尻小学校の校庭にもう一度戻って「カフェテナンゴ」のグアテマラコーヒー(写真奥)を飲みました。パンを食べたあと、ホットコーヒーをゆっくり飲む組み合わせは、やはり最高だなと思いました。
パンはまるでスイーツのような存在
パンはまるで「スイーツ」のような存在だなと思いました。いろんな味があり見た目もかわいらしい多彩なパンたちは、まるでスイーツを食べたときのような幸福感や魅力を感じます。ふわふわ、もちもち、パリパリ。
正直、パンって同じなんじゃないの? と思っていましたが、それは大きな間違いでした。今回のイベントで、いろんなパン屋さんのパンを試食して、本当に全然違うことがわかりました。小麦は同じでも製法によって全然違う固さのパンができますし、どこの小麦かによって食感もちがう。本当にパン屋さんの個性が色濃く出ているなぁと思います。
そして、それを聞いたときに話してくれるパン屋さんの表情がキラキラしていて、こういう瞬間がイベントの醍醐味だなと思いました。実際に目の前で食べながら生産者とお話する。遠い場所からはるばる来てくださっているところもあり、なかなか食べられないパン屋さんも多く、そこのパンを食べられるのも、うれしいです。
世田谷パン祭り プレゼント企画!
今回も、もみじ市プレゼント企画に引き続き、プレゼントをご用意しました。今回は、世田谷パン祭り事務局にご協力いただき、「世田谷パン祭り2016」のオリジナルバッグを、抽選で2名の方にプレゼントします!
■ 応募期間
2016年10月10日(月)〜2016年10月17日(月)23:59まで
■ 応募方法
Twitterアカウント「CAKE.TOKYOチーム」(@caketokyo_info)をフォローした上で、ハッシュタグ(#cake_pan)を入れてツイートしてください。 ※指定のハッシュタグ、記事のURLが含まれない場合や抽選時にフォローを外していた場合、ツイートを削除していた場合は、抽選の対象となりません。
■ 注意事項
・ハッシュタグ(#cake_pan)をつけたツイートは、お一人様一回までとさせていただきます。
・配送は日本国内に限らせていただきます。
・当選者には、Twitterのダイレクトメッセージで詳細をご連絡いたします。48時間以内にご返信いただけなかった場合は、当選が無効になりますことをご了承ください。
みなさんのご応募をお待ちしています!
SHOP INFOMATION
NAME | 世田谷パン祭り 2016 |
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URL | http://www.setagaya-panmatsuri.com |
ADDRESS | 日本東京都世田谷区池尻2-4-5 IID世田谷ものづくり学校 |
TEL | - | OPEN | 11:00~17:00(世田谷公園は 〜16:00) |
CLOSE | - |
※他、臨時休業する場合があります