誠実に伝えていくというメディアの姿勢

最近の週末は、家でコーヒーを淹れて、その週に後で読もうと思っていた記事をまとめて読むようにしています。

振り返ってみると、毎週のように読んでいるメディアは、「クラシコムジャーナル」と「ほぼ日刊イトイ新聞」。この2つのメディアに共通しているところは、現時点の自分たちの考えていることを誠実に伝えようという姿勢です。彼らのインタビューや対談からは、パーソナリティーが文章からにじんでくるんです。最近読んでグッときた好きだなと思った記事をピックアップしてみました。

ほぼ日編集部、SWITCHに行く。

生きていくのは大変だから、誰も傷つかない発信をしたい。『オズマガジン』編集長×「北欧、暮らしの道具店」店長対談

現時点での葛藤と解決策に至るまでに現れる「にじみ」がコンテンツの面白さであり、それがあるからこそ、そのメディアで新着記事が公開されていたら読んでみようかな、という動機になります。

CAKE.TOKYOの場合、フォーカスしているのは、お菓子をつくるブランドに携わるつくり手や伝え手。表で伝えていることの裏側では、実はすごく大変だったこと、そのぶん本当にうれしかったこと、たくさんあるはずです。しかし、自社の商品やブランドの想い、こだわりについてつくり手サイドからは発信しづらいという課題もあります。

だからこそ、自分たちが第三者の言葉でそれを伝える意味がある。その意義を忘れずに、僕らはそれをしっかり聞き、記事で丁寧に伝えていくメディアをつくりたいと思っています。……と、当たり前のようなことですが、そのようなことを改めて考えています!

CAKE.TOKYO MAGAZINEをつくりました!

実はすでに配布はスタートしているのですが、CAKE.TOKYO編集部が主体となって制作したミニ冊子が完成しました!「BAKE CHEESE TART」の店舗で6個以上購入した方全員に配布しているものです。(なくなり次第、配布終了です)

これから、人と集まる機会がふえる季節。お土産にチーズタルトを買って、みんなで一緒に食べてくださいね!制作裏話は、こちらで詳しく紹介しています。

CAKE.TOKYO制作のミニ冊子ができるまで。

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前置きが長くなりました……。

それでは、3月中インスタのいいね数が多かった投稿とともにそのお店の紹介をしていきます。上位10位の平均いいね数は、828でした。

1月分の人気投稿ランキング
2月分の人気投稿ランキング

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1)パブカーディナル(1284Likes)

住所 : 東京都中央区銀座5-3-1 ソニービル1F
電話 : 03-3573-0011
営業時間 : 月~土 11:00~翌4:00 / 日祝 11:00~23:00
定休日 : 不定休
取材記事 : /1731

完成度の高さでたくさんの人々を魅了してきた、パブカーディナルの「ナポレオンパイ」。ミルフィーユとナポレオンパイは同じもので、いちごが皇帝ナポレオンの帽子を思わせることから、このパイはそう名づけられたのだそう。残念ながら、3月末にソニービルが休業してしまうため、パブカーディナルも合わせて休業。リニューアルオープン後に行けるのがたのしみです…。

2)森彦(921Likes)

取材記事 : /14780

札幌に来たら寄っておきたい、すべて違ったコンセプトのカフェ「森彦」を、編集部の平野が5つ実際に訪れて書きました。コンセプトは違えど、どの店舗でも「お客さまが居心地良く時間を過ごせるかどうか」をすごく大事にしているなぁと感じました。少し長いですが、北海道にこんな素敵なカフェがあるのだと知ってほしいです。

森彦のお店まとめは、以下Googleマップでまとめました。参考になればうれしいです。

3)しろいくろ(863Likes)

住所 : 東京都港区麻布十番2–8–1
電話 : 03–3454–7255
営業時間 : 10:00〜18:00
定休日 : 不定休
取材記事 : /15191

西麻布にある、黒豆スイーツ専門店「しろいくろ」。ここでは、黒豆本来の甘みを生かしたお菓子がいただけます。最高級の丹波の黒豆を使い、さっぱりと仕上げられた黒豆塩ロールケーキは見た目が美しいです。モノトーンの黒豆菓子が、どのように生まれたのか取材しました。

4)銀座かずや(821Likes)

住所 : 東京都千代田区有楽町1–6–8 松井ビル1階
電話 : 03–3503–0080(店舗) / 03–6205–8909(通販事務所)
営業時間 : 11:30~15:00(完売次第閉店の場合あり)
定休日 : 日曜・祝祭日(臨時休業あり)
取材記事 : /7165

予約必須で、予約しても1ヶ月は待ってしまうという、銀座かずやの「かずやの煉」。たった一坪の店舗は、毎日たくさんの人がかずやの煉を買いにやってきます。つくっているのは、店主の古関さん一人。抹茶は、九州の八女抹茶を使用。毎日丁寧に練り上げています。

5)マルサンカクシカク(786Likes)

住所 : 大阪府大阪市西区北堀江1-17-1 cor1F
電話 : 06-6537-7338
営業時間 : 11:30~19:00 日曜営業
定休日 : 火曜日
取材記事 : /15031

2016年11月にオープンした、大阪北堀江にあるタルトの専門店「◯△□」。Instagramで写真映えすると、今話題のタルトのお店です。季節のフルーツを使うため種類に入れ替わりがありますが、常時10種類のタルトが用意されています。「すべてのおやつを楽しむ人のことを考え、フォークやナイフがなくても気軽にパクッといただけるおいしいものをつくりたい」という、形に込められたあったかい想いを聞きました。

6)ラ ターブル エディアール(743Likes)

住所 : 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本店7F
電話 : 03-3356-9585
営業時間 : 11:00〜22:00
定休日 : 不定休
取材記事 : /5470

パリで150年以上愛され続けるその味を、ビストロスタイルで気軽に楽しめるのがこちらの「ラ・ターブル・エディアール」。デパートといえばパフェ!という昔ながらのシンプルな発想を元に、日本人にとってなじみの深い「パフェ」をビストロ風にアレンジしたのが「パフェ・エディアール」。

マンゴー、チョコレート、バニラ。色とりどりのアイスクリームに、フレッシュな生クリーム、そしてキラキラ輝くミックスベリー。トップにはフランボワーズのピンクのマカロンが存在感を放ちつつ、最後は華やかさにとどめを刺す大きなドライパイナップル…。一目惚れ、必至です。

7)オーバカナル(742Likes)

住所 : 東京都中央区銀座6-3-2 ギャラリーセンタービル1F
電話 : 03-3569-0202
営業時間 : <カフェ> 月〜木 11:00~23:00 / 金 11:00〜23:30 / 土 9:00~23:30 / 日祝9:00~23:00 / 〈ブランジェリー〉9:00~21:00
定休日 : 不定休
取材記事 : /1751

オーバカナルで人気のチョコレートケーキ「トリアノン」。もともとシェフパティシエの菅野竜治さんがフランスで修行していたお店で作られていたものを、オーバカナル仕様にブラッシュアップしてうまれたケーキ。

レシピにアルコールが使われていないため、チョコレートがもつ甘さ、苦味、酸味をダイレクトに堪能できるのもこのケーキの特徴のひとつ。これでもか!というほど、チョコレートを堪能できる、チョコレート好きにはたまらないケーキです。

8)シェ・リュイ(717Likes)

住所 : 東京都渋谷区猿楽町23-2
電話 : 03-3476-3853
営業時間 : 9:00~22:00
定休日 : 無休
取材記事 : /2384

代官山に「シェ・リュイ」1号店が登場したのはなんと1975年のこと。代官山は当時から流行の発信地ではあったものの、現在に至るまでつづくケーキショップはほとんどないのが実情。この「代官山モンブラン」は、創業当時から人気のトップを走りつづける人気ケーキ。

フランスの伝統的なケーキを多く日本に持ち込んだシェ・リュイらしい、フランス的な味がその魅力です。たっぷりのクリームはイタリアやフランスなどヨーロッパ産の、ペースト、クリーム、ピューレをブレンド。さらに、北海道産のマスカルポーネを合わせることによって、なめらかで程よいやわらかさのクリームができあがります。

9)カヌレ堂(704Likes)

住所 : 大阪府大阪市浪速区桜川1-6-24
電話 : 070-6920-8880
営業時間 :10:00〜19:00
定休日 : 水曜日
取材記事 : /6601

大阪で話題を集めている「カヌレ堂」を取材。カヌレといえば、フランス・ボルドー地方で生まれた焼き菓子のひとつ。フランス語で「溝のある」という意味をもつカヌレ。外は程よくかりっと、中はもちっとした食感に、その独特で可愛らしい見た目も魅力の一つ。そんなフランス伝統菓子に、移ろいゆく日本の四季の要素をプラスして、本場のものともまた少し異なる 「日本のカヌレ」をコンセプトとしたお店です。

10)日本茶菓SANOAH(694Likes)

住所 : 東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿本店B1F
電話 : 03-3352-1111
営業時間 : 10:30~20:00
定休日 : 不定休
取材記事 : /5393

日本茶菓SANOAHの「キャラメルサンドクッキー」は、口に入れた瞬間、「抹茶感がスゴイ!!」ときっと誰もがそう思うハズ。抹茶風味ではなくて、抹茶そのもの。ふんわりとお抹茶の香りが漂うというヤワなお菓子ではありません。ガツンと抹茶が主張してきます。二口で食べれらてしまうほどの小ぶりなサイズなのに、この満足感は、一度試してほしいです!

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来月は、どんな投稿が1位になるのでしょうか?たのしみです。